こんばんは、@PKです。
今年も1年お疲れ様でした。
あっという間に一年が過ぎてしまって驚いています。
結局ブログの更新は年始しかできなかったですが、面白い論文を色々Xで紹介したり色んな方と交流できて楽しく過ごせました。(自分の論文も書こうね!)。
ちょっとメモも兼ねて今年のつぶやきを残しておきます。
読んで良かった論文・総説
Novartisのdisease-modifying OA治療薬候補であるLNA043の非臨床、臨床データの論文。変形性膝関節症(OA)は対処療法か手術療法しかないため根本治療は意義が非常に大きい。自社の非臨床研究で独自ターゲット分子を見出し非臨床研究を行い、Phase I の結果まで記載。https://t.co/q3RBZgg8nU
— PK (@t_kahi) 2023年1月8日
NTSR1に対するSBI-553の作用メカニズム解明。β-arrに対してはPAM、G protein に対してはBiased-NAMの作用を持つユニークな作用様式。Cryo-EMで化合物のアロスティック結合部位と解釈がされていて、すごい、GPCRは面白い。https://t.co/orh3gF5BhP
— PK (@t_kahi) 2023年3月18日
侵害受容器(Nociceptor)が樹状細胞(DC)に様々な経路で影響を与えることをin vitro/in vivo実験で解明。DCはNociceptors周辺に集まるが生理学的な役割は未知だった。DCーNociceptorの相互作用解明のためCo-culture系の構築から始まる。細かい検討で本当にすごい。https://t.co/vZRQ3YotRi
— PK (@t_kahi) 2023年4月11日
2018-2020で報告された臨床候補品の分類。約60%が論文や特許などの既知化合物からの展開。hit to clinical candidateで何らかの形でSBDDを使った割合が65%。https://t.co/osmFMAvH7n
— PK (@t_kahi) 2023年5月31日
医薬品ポートフォリオマネージメントにおける認知バイアスについて、実際に生じる様々なバイアスとその軽減策についてまとめられている。最後に意思決定を向上させるフレームワークとして”seven pillars of pharmaceutical portfolio management”を提案している。https://t.co/w8K2qEwxKc
— PK (@t_kahi) 2023年9月24日
Spontaneous activity in peripheral sensory nerves: a systematic review
— PK (@t_kahi) 2023年11月23日
末梢感覚神経の自発発火に関する臨床・非臨床データのシステマティック・レビュー。大変ありがたい研究です。。めちゃ参考になる。https://t.co/G6KMT9tY2I
読んで良かった記事
慢性疼痛についてのNatureの特集。慢性疼痛の機構は複雑でその治療アプローチも様々。周囲に慢性疼痛で苦しんでる人の話を聞くと本当に辛くなる。医薬品で何とか貢献したい。https://t.co/b1JPtrLBvF
— PK (@t_kahi) 2023年3月31日
— PK (@t_kahi) 2023年5月2日
Eli Lilly社のDaniel Skovronsky最高科学・医学責任者に聞くhttps://t.co/e0bwi42pZC
— PK (@t_kahi) 2023年10月27日
めちゃくちゃ良い話だった。商業的なプライオリティに左右されずに取り組むべき問題に長期間取り組む。競合に目を向けすぎず、患者のためにベストを尽くす、正しいことをする。
来年から少し環境が変わることになるため12月はバタバタとしています。
しっかり仕事して成果をきちんと上げたいですね、それが一番、患者さんに繋がるし。
あ、あと今年はDMM英会話を再開できたのが個人的には一番良かったです。
9/4から急に思い立って初めたのですが、これまで挫折続きだったのが長続きして本当に嬉しい。
今の所、開始から82%達成できているので、引き続き継続できるようにしたいです。継続は大事。
来年も楽しく創薬していきたいですね。